多くの人が触れているゲーム。テレビゲームだけでなく、スマホなどでもプレイできるソーシャルゲームも豊富にリリースされており、いつでもどこでもゲームができるようになってきましたよね。そんなゲーム業界に興味がある、将来就職したいと考えている方もいるのではないでしょうか?今回は、ゲーム業界の市場規模や求める人材などについてお話していきたいと思います。
ゲーム業界の市場規模
ゲーム業界の市場規模は、年々拡大していっています。据え置き型であるPCゲームやコンシューマーゲームはもちろんのこと、特にソーシャルゲームについて、今後さらなる拡大が見込まれています。
現在、テレビで何かを見るより、ゲームをしている時間の方が長くなってきており、ゲームに関する関心の強さが伺えます。
この市場規模の拡大には、新型コロナウイルス感染症による外出規制やおこもりをする人の増加が影響していると考えられているのです。というのも、外出規制中は人と会うことができず、寂しさを感じている方が多くいました。そんな中、家にいながら人に会えるオンラインゲームが注目を浴び、ゲームに手を出す方が増えたのです。それに伴って、ゲーム実況というコンテンツが活発になり、多くの人がSNSなどで動画を投稿しています。
それらの盛り上がりも、ゲーム業界の市場規模を拡大させるきっかけになったといっても過言ではないでしょう。
ゲーム業界が求める人材
市場規模が拡大しつつあるゲーム業界に興味があり、就職したいと考えている学生も多いですよね。では、どんな人材がゲーム業界に求められているのでしょうか?以下で解説していきます。
・コミュニケーション能力がある
ゲームの制作には、多くの方が関わっています。それは、社内の人はもちろんのこと、外部の人と話す機会も少なくありません。多くの人が関わり、協力をして作り上げるものなので、円滑にコミュニケーションを取れるかどうかが求められます。
・プログラミングの知識がある
ゲーム作りとプログラミングは、切っても切れない関係です。絶対に面白いと確信できる企画があっても、ゲームとして発売しなければ何の意味もありません。ゲームはプログラムによって動いていますから、どんなポジションであれ、プログラミングの知識を持っておいて損はありません。
・ゲームに対する熱い気持ちがある
ゲーム業界は、様々な面で厳しい業界でもあります。例えば、高いクオリティのゲームを制作するために、何度も何度も修正を繰り返します。繰り返される修正や、迫る納期に屈することなく、食らいつける熱意があるかどうかは、面接などでよく見られる可能性があります。
ゲーム業界を目指すなら専門学校へ
そんなゲーム業界が求める人材を目指すなら、ゲーム業界で即戦力となれる人材を目指せる専門学校に行きましょう。ゲーム分野の専門学校「HAL」は、ゲームづくりのプロを目指せる専門学校です。「ゲームが好き」という気持ちをプロに育ててくれるカリキュラムが用意されており、自分の目指したいポジションに合わせてコースを選択できます。
せっかく目指したい業界があるなら、その業界のプロになりたいですよね。プロになりたい!という熱い情熱を持っている方は、ぜひプロを目指せる専門学校を選んでください。
ゲーム業界の職種
では、実際にゲーム業界を目指す場合どのような仕事があるのでしょうか?ゲーム業界の職種について、いくつかご紹介します。
・ゲームディレクター
ゲーム制作のリーダーとして現場をまとめるのが、ゲームディレクターです。
綿密なスケジュールを計画し、それぞれのゲームクリエイターに指示を出します。トラブルが発生した際も、スケジュールに影響が出ないよう素早く、そして的確な判断をします。
実際に手を動かしてゲームを制作することはあまりありませんが、スタッフの専門的なスキルを最大限引き出すためには欠かせない存在だといえるでしょう。
・ゲームプロデューサー
ゲーム制作のプロジェクトを取りまとめるのが、ゲームディレクターです。ゲーム制作の総指揮官ともいえる、重要なポジションです。
スキルや予算に合わせてスタッフを選んだり、企画・宣伝を考えたりなど幅広い業務を行います。先ほどご紹介したゲームディレクターと混同されがちですが、ゲームディレクターは社内の現場を担当するのに対し、ゲームプロデューサーは対外的な業務がメイン。ただ、それぞれ明確な定義があるわけではないので、2つの業務を兼任する方もいるようです。
・ゲームプログラマー
ゲームプログラマーとは、設計通りゲームのプログラミングを行う仕事です。
先ほどもお伝えしたように、ゲーム制作とプログラミングは切っても切れない関係。スタートを押したらゲームが始まったり、方向キーでキャラクターが動いたりなど、ゲームとして当たり前の動作を生み出します。
また、昔のゲームとは違い、オンラインを利用してアップデートすることも当たり前となりました。そのため、発売したら終わりではありません。リリース後のバグ取りや新機能実装といった業務に追われることも多く、体力が求められます。ただ、直接ゲームを形にしていくやりがいを感じられるのは、ゲームプログラマーならではといえるでしょう。
・イラストレーター
ゲームのキャラクターや背景、アイテムなど、様々なイラストを担当するのがイラストレーターです。
自分の個性を出すというよりも、世界観や設定に対し忠実にイラスト制作をすることが求められます。ゲームに合ったイラストを生み出すことで、ユーザーの感動を大きくしたり、世界観を深めたりします。
経験を積めば、ゲームの顔ともいえるパッケージやポスターを担当する場合もあり、大きなやりがいを感じられるでしょう。
市場規模が拡大し続けるゲーム業界で活躍しよう
ゲーム業界の市場規模や求める人材についてお伝えしました。
市場規模が拡大し続けるゲーム業界で活躍する人材になるためには、業界のプロを目指せる専門学校に行くのがおすすめです。自分の目指したいポジションに合ったコースを選択して、憧れのゲーム制作に関わってみてはいかがでしょうか?